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お風呂 / 浴室 / 給湯器
2020.09.17
知って予防対策を!ヒートショックを防ぐために
こんにちは☆
森住建リフォームLABOの菊田です!
朝晩気温が下がり、だんだん寒くなってきましたね。
寒い季節になると注意したいのが「ヒートショック」です。
ヒートショックとは、室温の急激な温度変化が原因で体調に影響を与える健康障害のことをいいます。程度によっては、血圧の上昇などにより心筋梗塞や脳梗塞と言った死亡事故に繋がる可能性があります。
今回はその「ヒートショック」をテーマにお伝えしたいと思います。
ヒートショックが起こりやすい場所
家の中で寒暖の差を感じる場所と言えば、やはり一番は浴室です。
冬の寒い時期に暖かい部屋から、寒い脱衣所へ、そして衣服を脱いで浴室へ入ると血圧が上下に大きく変動して危険です。
特に、浴室自体が暖まっていない一番風呂は、より注意が必要です。
浴室の他にも、脱衣室・洗面所等は室温の変化が大きくヒートショックを起こしやすい場所です。
それらの場所でヒートショックを避けるためには、暖房器具を設置し、入浴の前後・入浴時に寒さを感じない環境を整えることが理想です。
ヒートショックを防ぐ3つの方法
【1】室内の温度差をなくす
暖房器具には、温風で室温を上げる物もあれば、床暖房、浴室に入る前に床面に温水シャワーを撒き、床面と浴室全体の温度を上げるものなど、様々なタイプがあります。
お手軽にできる方法としては、入浴前に浴槽の蓋を開け、浴室内を蒸気で温めておくと言った方法も有効かと思います。
【2】お風呂の断熱性能を上げる
新築時にユニットバスを採用する場合には、浴槽や床面の裏側に断熱材を施している製品を採用するのがよいでしょう。
それと同時に、木造住宅の場合には基礎に気密パッキンを設置して、浴室下部に外気の流入を食い止めるように努めます。
基礎の立ち上がり部には断熱材を施し、建物本体で出来るヒートショック対策も併せて考えておくことが必要です。
【3】窓の断熱性を高める
また既存の建物の場合には、窓から受ける外気温の影響が大きいため、二重サッシを設けることや、ガラスの種別を変更する方法も有効でしょう。
浴室でのヒートショックが原因で、不幸にも亡くなられる方の数は、交通事故による死亡者の数よりはるかに多いといわれています。浴室を適度にあたたかくするための配慮をすることは、とても重要なのです。
今はまだまだ大丈夫と思う時期かもしれませんが、毎年寒~い冬はやってきます。
そのため、ヒートショック対策をして損はないかと思います。
この機会にぜひ、寒さ対策を考えられてはいかがでしょうか?
ご希望がある方は是非ご相談くださいね。
いつでもご連絡お待ちしております★
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