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外壁 / 屋根
2022.10.14
外壁の種類や修繕時期で悩んでいる方へ ALC編
こんにちは!森住建リフォームLABO池田店の山田です。
最近は気温が下がったり上がったりとその日によってどんな服装にしようか迷ってしまいますよね。
早すぎるかもしれませんが、私自身寒いのが苦手という事で、すでにヒートテック着用してます(笑)
皆さんも風邪をひかないための体調管理していきましょう(o^―^o)ニコ
さて、前回のブログに引き続き、今回も外壁について詳しいお話をさせていただきます!
前回は窯業系サイディングボードについてご説明させて頂きました。
ぜひ合わせて読んでみてください♪
⇒「外壁の種類や修繕時期で悩んいる方へ」
今回は『ALC(エーエルシー)』についてご説明していきます。
ALCとは、autoclaved light weight concreteの略です。
横文字で良くわかりませんが、簡単に説明すると軽量気泡コンクリートの事でセメントペーストに発泡剤を加えて製造したもののことです。
外壁材としては日本でも1963年から生産しています。
メンテナンス時期としては約10年程。
表面塗膜の効果が無くなっている(チョーキング現象)、クラック(ひび割れ)が入ってきたなど気付いた時にはすぐに診断を受けることをおススメします。
↑ ALCの断面
ここから、ALCのメリット、デメリットをご説明します!
【メリット】
① 軽い
ALCには無数の気泡があり、非常に軽いです。
同じ面積のコンクリートの約4分の1の重さなのです。
建物全体の軽量化により、地震時の揺れや構造体にかかる負担を軽減できます。
②耐火性
不燃材料で無機質の原料からつくるため、火災時にも有毒なガスや煙が出ません。
③断熱性と遮音性が高い
全体に広がる気泡に優れた断熱効果があり、コンクリートの約10倍と言われています。
エアコン等での光熱費の削減や結露防止などにつながります。
④耐久性が高い
ALCの内部には、上記写真を見て分かるようにスチール製の金網が入っているため強度があります。
【デメリット】
ズバリ!!
『水を吸いやすい』ということです。
ALCそのものには防水性がありません。
そのため、外壁材として使用する際には必ず表面に給水・吸湿対策が必要です。(防水性の高いもの)
こちらの写真のように、目地のコーキングと表面塗膜の状態がしっかりしていれば50年を超える安心素材なのです!
メリットもたくさんありますし、大事なお家を守るにはとっても良い商品です。
ただし…
メンテナンスをしないで何年も放っておくと、クラック(ひび割れ)を起こし、そこから内部に水が入って雨漏れにつながっていきます。
また、メンテナンスの仕方にも注意が必要です。
私も写真のような状態を何度も見てきましたが、こうなってしまうと浮いている部分を全て剝がしたり、張り替えなければいけなくなるといった工事が必要になります。
表面はしっかりと塗装をして防水効果を高めても、どこからか水分が入り込み熱膨張によってこうなったのでしょう。
表面だけでなく、屋根や笠木、サッシ廻りなどの侵入口もしっかりと見極める必要がありますよ。
ALCはとても良い素材なので、お家を守るためにも必ずメンテナンスしましょう!
少しでも不安なことがあればいつでも森住建へご相談ください(^^)/
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